アジア国際工科大学（ACT）

フィリピンがSDGsの目標の一つ「質の高い教育」の改革を推進し、すぐれた学力とICT技術を身につけた多くの若い世代の人たちがBPO産業(*)で活躍しています。 フィリピンのセブ島にあるアジア国際工科大学（ACT）はコンピューター分野の教育を1988年から始め、セブと周辺地域を合わせたビサヤ地域（約800万人）のICT技術の発展に大きく寄与しています。
比較的若い大学だからこそ、目まぐるしく変わる社会に対応できる柔軟な姿勢と体制をもち、フィリピンを引っ張っていく大学に成長しています。

このアジア国際工科大学で英語力とIT技術を学び、たくさんの現地の友人を作ってみませんか？アジア国際工科大学では短期の語学留学から学部への正規留学まで、外国人の留学生を受け入れます。アジアの国々が飛躍的に発展する現在、フィリピンの大学に留学することは、みなさんの将来を大きく広げるチャンスになります。

フィリピンで学ぶ意義は？

社会構造の変化やICTの発達によりグローバル社会が進む現在、5年先、10年先の社会で活躍できるのはどのような人材でしょうか？

それは英語での会議で物おじせずに発言できる語学能力をもち、ICTに聡明であり、アジアの国に精通している人です。それらを一度に学べる場所、それがフィリピンです。 この国は高度成長の真っ只中にあり、近い将来東南アジアの新興国の中でもっとも経済大国になると言われています。だからこそ今この国を知り、友人を作ることがみなさんの可能性を大きく広げる機会になります。

１）　フィリピンでの語学留学では、欧米諸国での留学に比べ英語学習を効率的に行うことができます。 欧米での語学留学の場合、グループ授業が半日というのが一般的（イギリス等がこのパターンが多い）ですが、フィリピンではマンツーマンで一日4時間－6時間学ぶことが一般的です。つまり同じ留学期間だったとしても、英語を話す量と理解する量が大きく異なります。

また、フィリピン人の教師は彼ら自身がネイティブではないため、幼いときから英語の難しさを理解し学んできた人たちです。生徒が理解できない部分もよくわかっているため教え方がうまく、留学生の気持ちをリスペクトしながら丁寧に指導してくれる先生が多いです。

２）　フィリピンの大学に留学することの利点のひとつは学費の安さです。日本の大学の場合1年間の学費は私立大学だと120－150万円程度が相場ですが、フィリピンの大学は私立大学でも20-40万円程度です。また、滞在費用も欧米諸国に比べると圧倒的に安くすみます。

校舎は日本の大学のようにお金をかけて補修していないため、それなりに経年感はありますが、学習に必要なものは整っており不便は感じません。

大学での講義は基本は英語で授業が行われます。特にIT関連のコースはコンピューター言語自体が英語のため、フィリピンの人たちは理解が早く上級者が多いです。真面目な学生が多いのでそのような環境の中でともに学ぶことで、自分自身に高い目標を設定することができます。

フィリピンの大学を卒業したら世界で通用する学士号を取得します。その後アメリカ、イギリスなどのネイティブの国の大学院に進むことも可能です。

お知らせ

2021年4月現在、フィリピンすべての学校は通学を認めておらず、オンラインのみの授業となっています。新型コロナ感染の新規感染者数も日本と同じように増加傾向にあり、社会の規制が強くなっています。ACTも通常のイベントはすべて中止となり、オンラインの授業のみの開講です。

(*)BPO産業とは
フィリピンはGDPが毎年6％から7％の成長を続ける東南アジアきっての経済成長国です。とくにこの国のBPO（Business Process Outsourcing）産業は、フィリピン国内で 最も急速に成長し、新たな雇用を生み出している産業のひとつとして、世界的な立ち位置を確立しています。

具体的に言うと、海外の企業の業務の一端をフィリピンにいながらにして、テレワークでこなすものです。コールセンターなどの仕事がその一つです。フィリピン人の「高い英語力とICT技術がこの産業を支える大きな要素になります。アメリカの企業を一番大きな顧客として、カナダ、欧州が続きますが近年はオーストラリアやニュージーランドの顧客を対象としてフィリピンのBPOビジネスは盛んになっています。