ビサヤ地区のITの発展に貢献してきた高等教育機関

Asian College of Technology - International Educational Foundation（略してACT、日本語でアジア国際工科大学と称します。）はセブに５つのキャンパスを有し、幼稚園から大学までの総合教育を行う私立大学です。

ACTの前身であるAsian Computer Institute（ACI）は、セブ市の中心部に1988年9月19日に設立されました。ACIはパソコン創成期の頃からセブと近隣の州の産業においてITの活用を広める大きな役割を担いました。

1992年5月14日にAsian College of Technology に改名。現在の正式名称はAsian College of Technology - International Educational Foundation 1992年にACT-Bulacao Campusを設立し、セブ南部とセブ市に教育プログラムを拡大しました

1994年にこのACT-Bulacao Campus内にACT統合学校（ACT-IS）を設立しました。ACT-ISは、子供の心身の健全な発達を促すため、幼稚園（プレイグループ、保育園、幼稚園）、小学校、高校教育を行います。

2007年、ACTサイバータワーと呼ばれる15階建ての校舎をセブの中心地に設立しました。 2009年、De La Salle Universityと共同しCISCOネットワークアカデミーを設立しました。このCISCOトレーニングプログラムはACTのInformation TechnologyおよびComputer Scienceコースのカリキュラムに組み込まれています。

ACTは、大学レベル（学士号）のInformation Technology（コンピューターやインターネットを中心とするネットワークを活用し業務を行うことを目的とした教育）、Computer Science（情報科学コンピューターの仕組みや、プログラミング、ソフトウェアやシステムのサービスの提供の方法などを研究する学問）、Information System(情報管理システムデータ入力から得られる会計処理・生産管理・在庫管理などの情報が蓄積されているデータベースシステムを利用し、情報を加工・出力することのプロフェッショナルを育成する）などのコースを提供します。

National Council for Product and Service Quality（全国品質協議会）から2005年、2006年、2007年、2008年にセブ地域の最優秀コンピューター教育機関としての賞を授与されました。2009年にはビサヤ地区最優秀校として、さらに2010年にはフィリピン国内の最優秀レベルの教育機関として選出されました。 現在、コンピュータ関連のコース以外にもホスピタリティ、観光、ビジネスコース、看護学などのコースを提供する大学としてセブや周辺地域の産業に大きく貢献しています。